
北海道教育大学准教授の武田泉さんより、鉄道の在り方についてヒアリングを行いました。
もともと道路コンサルタントをしていたが、道路ができれば鉄道が廃れると直感し、会社をやめ鉄道の研究者をしている。道路局と鉄道局の百年間の戦いが今回の法案でも表れて、鉄道局内での議論に終始し、縦割り行政があらゆる施策に悪影響を及ぼしている。似て非なる者は仲が悪く、今回の鉄道もモビリティとしか認識せずインフラの視点がない。北海道での昨今の動きは今回の存廃論の前哨戦で、バス転換することで自治体は自分の区域だけのことしか考えず、域外との交通が無くなりさらに廃れていっている。道路予算は1.7兆円つけるが、鉄道予算は整備新幹線だけ。軌道法の活用で、道路と鉄道が一体となったインフラ整備で鉄道を復活させるべき、とのことでした。僕の地元でも大変当てはまります。国交委員会でも、丁寧に進めて参ります。