政府よりマイナ保険証についてヒアリングをしました。
8月8日に公表されたマイナンバーカードと健康保険証の一体化に関する検討会最終とりまとめにおいて、転職や引っ越し、新たに健康保険に加入する際に、「資格情報のお知らせ」を被保険者に交付する。それは、オンライン資格確認システムの義務対象外の医療機関等で診療する際に、マイナ保険証と一緒にもっていくためという説明を受けました。高齢の医師が開業している全国の約1割の医療機関はオンライン資格システムに入らなくていいことになっており、この「資格情報のお知らせ」がないと、健康保険に入っているかもわからないから発行するということですが、こうなってくると紙やカードの保険証は1枚で済み、資格情報のお知らせを発行したり、被保険者に渡すことを考えても更に事務負担が増えることがわかり、マイナ保険証は本当に一度立ち止まるしかないところまできいています。