自衛隊セクハラ事件の経緯と現状について、勇気を出して声を上げた、五ノ井里奈さんと防衛省からヒアリングをしました。
9月6日に防衛大臣がハラスメントの根絶に向けた指示を出し、全自衛隊を対象とした観察を実施。9月29日に防衛省幹部が五ノ井さんに謝罪、公然と所属中隊においてセクハラが行われ、令和3年8月の宿泊施設におけるわいせつ行為は刑事事件として捜査している。またその被害を五ノ井さんが中隊長訴えたが、大隊長への報告をせず、調査すらしていなかったという事実を公表した。五ノ井さんからは、まだ加害者の処分もできていないのは一般企業では遅すぎるし自衛隊の信用を失うことになる、多くの人がセクハラで退職をし、自衛隊に入れていいのかと親御さんからも連絡が来る。やめる際の親への同意書も必要なのかなど様々な指摘が行われました。再発防止や信頼回復には、同様案件があるかどうかの確認など、徹底的な対応が必須です。