国土交通省より自動車メーカー等の不正の有無に係る調査報告についてヒアリングをしました。
ダイハツ工業等の不正事案を踏まえ今年1月に自動車メーカー、2月に装置メーカー、合計85社に対し5月末までに調査・報告を指示。68社が調査を終え、17社は継続調査中だが、その結果5社から不正が判明し、トヨタは継続調査中だが現段階で生産中の7車種、年12.3万台、マツダ5車種、年1.4万台、ヤマハ発動機3車種、年300台、既に生産を終了したホンダ22車種、スズキ1車種から不正の報告を受けた。それを受け生産中の車種については国が基準適合を確認するまで出荷停止、調査継続中の会社には調査結果の速やかな提出、ユーザへの丁寧な説明をさせるよう対応。この基準については国連の自動車基準調和世界フォーラムで、自動車メーカー等も入って決められているもので、その基準に適合することで型式指定が認められ、大量生産ができるものである、とのことでした。安全面での重要な課題です、丁寧に進めて参ります。