
国立精神・神経医療センターの成田瑞精神機能研究室長からメンタルヘルスについてお話を伺いました。
メンタルヘルスは、すべてのストレスを感じている人に関わる問題で4人に1人が経験している。普通の病気は高齢者になれば増えるが、メンタルヘルスは10~20代に発症し、20~30代で最大の人数となり、インターネット使用も要因の一つ。特に日本は入院日数や病床がとびぬけて多い。また外来患者も増え続け、5分の診療で薬だけを出している。精神療法や認知行動療法を望む患者には、不利で診療報酬の調整が必要。また自殺率も高く自殺に関する報道の規制が必要。大麻も様々な問題行動の起因となり、うつ病は野菜や果物の摂取量が多くなるほど発症せず、甘味飲料はうつを発症させる可能性が高くなる、とのことでした。