
令和6年度補正予算について、財務省と総務省からヒアリングをしました。
13兆9433億円の歳入の内訳について、税収の上振れ分が3.8兆、税外収入が1.8兆、前年度剰余金受入1.5兆、建設公債3兆、特例公債3.6兆と説明がありました。税外収入の中に基金や補助金の返納金が含まれ、基金はもともと国債を発行して積み増していることから、返納金等はまず借金の返済として国庫に戻すべきものであるにもかかわらず、その基金の返納金がそのまま補正予算の歳入となっていること、また税収の上振れ分も大きく、今後も税収を低く見積もることで、未だ財源の定まらない43兆の防衛予算に組み込まれていく可能性もあることから、政府の補正予算案はしっかりとした議論を重ね、透明性を確保して国民の皆様に分かりやすくすることが問われます。