日本の産業で一番多くCO2を排出する鉄鋼業の脱炭素化の状況について投資家の立場からコーポレーションアクションジャパン、PRIよりお話を伺いました。
日本の粗鋼生産量は世界3位でCO2排出量は産業部門の4割と最大。高炉法での粗鋼生産は電炉法の4倍のCO2を出し、日本は高炉法が75％と比率が高い。脱炭素戦略2030年30％削減、2050年カーボンニュートラルで、現状の進捗率も25％減っており計画通りに数字ではいっているが、そのほとんどが生産量の減少。まずは電炉化の促進と国内でのグリーン水素、グリーン電力の低コスト化だが、その達成に向けて現状充分できていない鉄鋼業界と投資家、政策当局の三者の対話と協働が必要、とのことでした。お互いの兼ね合いの中、丁寧に進めて参ります。