カメルーン人男性死亡事案の事実関係と賠償事案についてヒアリングをしました。
平成26年3月30日に東日本入国管理センター収容中に体調が悪化したにも関わらず職員が救急搬送しないで死亡したと遺族が主張する裁判で、水戸地裁が9月16日に国に165万円の支払いを命ずる判決を出し、双方控訴しました。出入国管理庁はこの事案の後に、医療体制を強化したとのことでしたが、昨年のウィシュマさんの時も同じことを繰り返しました。同じく入管庁が管理する技能実習生も日本人のいじめや誰にも相談できず子どもを産んで殺して逮捕された女性など様々な問題が起こり続け、台湾や韓国よりも外国人に冷たく、さらに円安の進行で、将来的に日本にくる外国人労働者がいなくなる可能性がたかまっています。たださえも人口も労働力も減り続ける国家においては死活問題となりかねません。