欧米で使用禁止となっているクロルピリホスとネオニコチド系農薬が国内で使用禁止となっていないことについて政府よりヒアリングし、神戸大学の星信彦教授から話を伺いました。
政府は人が一生涯毎日摂取し続けても、健康への悪影響がない基準を出しているので問題ないと認識しているとのことでした。しかし星教授より、農薬で使われる殺虫剤は人に悪影響がないとは考えられず、政府は一生取り続けてもというが、化学農薬が出てきたのは今から73年前で人生80年時代において、一生なんて測れない。薬は人で臨床試験も行うが農薬は動物だけで、発売されてから人体実験が始まる。だから欧米ではかなり厳しくしているが、日本は農薬メーカーが都合のいい論文を出し、この問題をテレビや雑誌で扱うととんでもない圧力がかかり、2度と報道や放映ができなくなるとのことでした、国内でも、しっかりと精査すべき重要な問題です。