ドイツ左派政党の安全保障・外交戦略について岩間陽子政策研究大学院教授よりお話を伺いました。
安倍政権の安保法制懇談会にいたが、シングルマザーで二人の子を育ててきて、考えはリベラルです。ドイツは徴兵制があり市民の軍という考えがある。もともとは社会民主党もマルクス主義政党だったが、第二次大戦後アメリカともソ連とも違う第3の道を選び国民政党化しマルクス主義と決別、現実路線をとることで政権能力を得た。緑の党も反原発・反核兵器運動から始まったが、今はウクライナに武器を送れと強く訴えている。ドイツの左派政党が躍進してきたのは、現実を受け入れどうこれから変えていくかを長年かけて、アメリカやロシアとも対話しながらビジョンを示してきたから現在があるとのことでした。