スリランカで反政府運動で闘い、迫害を受けて日本に来たナヴィーンさんと奥さんのなおみさんから現状をお伺いしました。
ナヴィーンさんはスリランカの内線で父親と一緒に反政府活動をしていたが、父親とともに迫害を受け、2004年に留学目的で土地を担保に300万借金をして来日した。しかし2005年に留学した学校が閉校となり、2005年にビザを失った。ただスリランカに戻ると迫害を受けるので戻ることもできず、オーバーステイの状態となり、2012年になおみさんと出会う。その後オーバーステイで警察に逮捕され、以後収容され、2016年になおみさんとの婚姻届けを出し結婚した。ただその後もビザが降りず、ナヴィーンさんは働いて家族を幸せにし、国にも税金を払って貢献したいという思いにもかかわらず、未だ働くことができず、入管から嫌がらせを受け続け自殺未遂を起こし、今もうつ病で薬を手放せない。入管も偽装結婚じゃないことは、十分認識しているので、なおみさんが子どもができない年齢になっていることをわかって、なおみさんに対し、子どもがいれば別の話だけどというなど人権侵害を繰り返している、とのことでした。