難民審査参与員の柳瀬房子氏が、昨年難民審査の4分の1にあたる1231件を担当している件について、入管庁と現役の審査員の方から話を伺いました。
審判課長に昨年1231件、一昨年1378件を柳瀬氏が担当しているが、それ以前には何件行ってきたのかと事前に問い合わせをしている件について聞いても、集計していないからわからない。FEISというデータベースで検索したらわかるのではないかと聞いてもエフイーアイエスというものは知らないと何度も繰り返しながら、フェイスでと聞いたら、フェイスですか、と誰でも理解できるようなことをわからないと何度も言い続けるなどの対応でした。また外国人差別の著者を参与員にするなどもわかってきました。また、現役の参与員の方は、当初は月二回くらい審査があると言われていたが、数件しか審査をしたことが無い。書類だけを読み込んで状況を理解するだけでも相当時間がかかる。審査員の中には難民申請している人を罵倒する人もいるとのことで、衆議院で与党などが賛成した今回の法案では難民がその中にいても、判断できない人が判断を続けることで、難民認定がされない状況は変わらず人権後進国の日本の状況はさらに悪化しています。