SAFについて国交省とエネルギー庁からヒアリングをしました。
SAFとは持続可能な航空燃料という意味で、現在使われているジェット燃料より60％～80％のCO2削減効果がある。しかし製造コストは現在の販売価格でも2～4倍高い。航空業界はCO2削減目標が立てられていなかったが、昨年10月の国際民間航空機関総会で2050年にCNを目指し、2035年までに2019年の85％まで削減することが決まった。それを実現させるために、昨年12月に航空脱炭素化基本方針を定め、SAFの導入促進、管制の高度化等による運行の改善、航空機環境新技術の導入とし、今年5月に、航空各社、燃料供給各社、国交省、エネ庁で構成する、SAFの導入促進に向けた官民協議会で、2030年時点で使用燃料の10％に相当する171万klに対し、192万klの供給見込みがあることを確認し、支援策として、輸入SAFの税の減免、非可食由来SAFに係る技術開発、実証支援を示した、とのことでした。大切な問題です、丁寧に進めて参ります。