パン・ギムン前国連事務総長とノーベル平和賞受賞者5人の講演が行われました。
パン・ギムンさんは、朝鮮戦争時に生まれ、戦争で生きていくのも厳しい中ユニセフから食事やおもちゃをもらい、ユネスコから教科書をもらった。そのころに将来国連で働きたいと考え、事務総長になった。SDGsは様々な人にどういう世界にしたいか聞いた結果できたもっとも野心的なビジョンで、後7年しかないが厳しい状況。ただこれを実現しないと、人類も含めた種の半分が絶滅してもおかしくない。また今の国連安保理の状況を考えると、もっと早く国連改革をしなくてはいけなかった。この厳しい状況を乗り越えるには、今まで以上に多国間で協力し、連帯することで乗り越えられると話され、ノーベル平和賞を受けられた5人もそれぞれ、思いやりや協力が最も重要で、女性の政治参画が平和を実現すると述べられました。とても大切なお話でした。我が国も、更に進めて行かなければなりません。