ブルームバーグL.Pジャパン代表石橋邦裕様、クリーンエネルギーやカーボン市場を担当するブルームバーグNEFの皆様より日本のエネルギー転換についてお話を伺いました。
まずブルームバーグは株主もスポンサーもなく、誰からも指示されない経済情報の配信事業等を行っている。日本は太陽光発電や風力発電で電力分野の脱炭素化を進めることが重要で、現在進めている水素、アンモニア混焼等は高コストで安全性や安全保障上リスクがあり賢明ではない。水素は自動車には不競合的でEVを目指した方がよく、脱炭素化では海上交通や製鉄、飛行機が向いている。アンモニア燃焼はより強力な温室効果ガスを排出し、大気汚染の原因となるリスクがあり、CCSの普及には投資を促すために、国内でより高い炭素税を課すことが必要とのことでした。分野別に的確な提案で、とても参考になりました。