主要国における相続税、贈与税について国会図書館からヒアリングをしました。
相続課税の件数は死者数の増加により上昇傾向にあるが、相続件数の8.3%で令和4年で2兆8700億円、贈与税収は2542億円。各国の相続税制は配偶者は免税だが米英韓は遺産に税をかける遺産課税で、独仏は相続者が支払う遺産取得課税、また英以外は、累進課税だが、英は一律40%で基礎控除は、米が1292万ドル約20億円から仏1322万円と違う。また、ほとんどの国が相続課税の対象となる財産が10%程度あるいはもっと低いが、ベルギーは50%が対象となる。会長より、少子高齢化が急速に進む日本で、次世代の財産形成のためにも、資産課税について日本は世界の先頭に立って取り組む必要があるとのことでした。国民の財産を守るためにも大事な税制です、諸外国と比して丁寧に政府に要請して参ります。