
資生堂会長CEOの魚谷雅彦経団連審議会副議長・ダイバーシティー推進室長より経団連の選択的夫婦別姓制度導入を求める提言書についてヒアリングをしました。
多様性、公平性、包摂性(DEI)はイノベーションの源泉であり社会、経済の成長に欠かせない要素であり、企業のレジリエンスを高める上でも必要不可欠。その活動は各社行っているが選択的夫婦別姓制度は各社の取組だけでは解決できないので政府に提言を行った。世界で唯一の夫婦同氏を求める制度は海外から驚かれ、ビジネス上でも通称を使用するとダブルネームで疑われ、95%の夫婦が夫の姓に変えることから負担が女性に偏っている。経団連の調査でも88%の女性役員が旧姓の通称使用で何かしら不便さ・不都合、不利益が生じると思うと回答しており、立憲民主党にはご理解いただいているが、政府に対し早期に夫婦別姓制度の導入を求める、とのことでした。この面でも、政府の対応が遅れております。これからも、丁寧に政府に要請して参ります。