JR東日本、JR四国から地方交通線の現状と取り組みについてヒアリングをしました。
JR東日本からは1987年に2000人未満の平均通過人員は全体の16.3%だったが、2019年には30.7%、20年には36%となっている。コスト削減の取り組みとして電化区間の架線を無くしたり、無人駅を郵便局や企業に使ってもらったり、BRTへの転換することで、列車時より3倍の運行頻度となっている。ただBRTにすることで、固定資産税の減免が無くなり大きな負担となっている。JR四国は高速道路の延伸に反比例する形で鉄道利用者数は下がり続けている。黒字区間も1路線しかなくなっている。被災した路線をBRTにしたら、停留所が3倍になり、沿線の人たちの利便性は増している。バス転換した場合、特に鉄道の橋の撤去などは莫大な負担になるので、支援をお願いしたいとのことでした。
地元の切実な問題もあり、丁寧に進めて参ります。