ユニタールとは国連の主に開発途上国の人材の研修を行う機関で、広島事務所はアジア太平洋地域の唯一の機関であり、また中四国地方に存在する唯一で国連大学で記念式典が開かれました。
昨年の研修者は約40万人で半分が女性、開発途上国の参加者が8割でした。この式典では冒頭国連ユニタール総代表のニキルセス氏が、平和と復興の象徴である広島に世界の方が来て研修することの意味の大きさを述べられ、グテーレス事務総長からもビデオメッセージが届き、イラク大使からも感謝の言葉をいただきました。ただ今年はSDGsの中間年ですが、2030年の達成には程遠い状況で、地球で生きるすべての人々の力で巻き返していかなくてはいけないということを述べられました。