マイナ保険証の現状について政府よりヒアリングをしました。
4月に6.3%だったマイナ保険証の利用率は毎月減少し、8月で4.67%となりました。利用率が下がり続けており、来年の秋までに、どのようにして利用率を100%近くまで上げていこうとしているのかという問いに、メリットを国民や医療関係者の皆様に実感していただけるよう、医療機関や薬局に対して促進を呼びかけ、デモ体験や周知動画による広報を行い、大臣がクリニックや大学病院、薬局を訪問し積極的にPRをするということでした。厚労省の調査でも利用者の半分がメリットを感じないと答え、逆に利用することで、月に1度提出していたものが毎度同意を取るために必要になり、読み取りがうまくいかなかったら医療を受ける前に時間がかかるなど、デメリットの方が多いのが現実です。これからも政府にこの実態を詰めていかなければなりません。